インストール中に止まってしまうとの障害報告を頂いた内、ほとんどの場合はグラフの動きからそのようにご判断頂いたものの、実際にはインストールが続いている状況になっております。
おそらくグラフの一番上が70%、一番下が30%位のところまで行ったところでぴたりと止まった様に見えると思うのですが、このとき約400MBの画像ファイルをハードディスクにコピーしている状態で、32倍速CD-ROMドライブからハードディスクにコピーする場合でも、約4分ほどそのままの状態が続きます。
これより低速なデバイスをお使いの場合にはさらに時間がかかると思われます。
さらに、誤解を招きやすいポイントといして、この間にCtrl+Alt+Delを押しますと、「プログラムの強制終了」ウィンドウ内で、タイミングによっては「反応無し」となります。
したがって、この「グラフの動きが止まった状態」を「インストーラーがを止まっている状態」だとお考えになる方が多いのですが、CD-ROMドライブのアクセスランプが光っていれば問題はございません。

なお、この状態で、インストーラーを強制終了した場合、そのままでは再度インストール出来ない状態となってしまいます。
その解決法は次項をご確認下さい。

前項に関連して、インストールが完了しない状態で再起動やリセットを行った場合にこのメッセージが出、インストーラーが終了してしまいます。
この場合、不完全にインストールされたファイルをゴミ箱に捨て、消す事で、問題無く再度インストールできる環境にもどります。

消し頂く必要があるファイルの在処は、インストールなさったドライブによって大きく二つに分かれます。

• Cドライブにインストールした場合→ 「C:\Program_Files\BISHOP\TJ」
• C以外の任意のXドライブにインストールした場合「X:\TJ」

となります。この、「TJ」フォルダそのものを消去してから、再度インストールを行って下さい。
■特定機種に関する情報■

●COMPAQ Presario3500シリーズをお使いのお客様へ
一部個体で、「メモリコントローラのノイズの影響により大量のデータをCD-ROMからコピーする際にエラーが発生する」という症状がコンパック社のサイトに掲示がございます。
(詳細はコンパック社のサポートサイトhttp://www.compaq.co.jp/service/pre_support.htmlにてご確認下さい)
該当機種をお使いの方は、コンパック社のサポートサイトの 記述に従ってコンパック社へお問い合わせ下さい。

●SOTEC PC STATIONシリーズをお使いのお客様へ
一部個体で、DVDドライブの不具合によると思われる事象により、製品版のインストーラーではインストールできないとのご報告を頂いております。
お手持ちの機種でそのような症状が発生しました場合、お手数ですがDVDドライブのメーカーと型式をお知らせ下さい。
弊社でも、不具合の報告を頂きました機種と同型の実機を入手しておりますが、不具合の再現がこちらではできません。
この件に関しましては継続して情報収集中です。ご協力をお願い申し上げます。
なおその様な症状が発生した場合、すでに対応策はございますので、弊社までお問い合わせ下さい。

●SONY VAIO Lシリーズ、NEC SIMPLEMをお使いのお客様へ
主にSONY VAIO LシリーズやNEC SIMPLEMなどに登載されておりますHITACHI製GD-S100というDVD-ROMドライブは、一部CD-ROM、DVD-ROMフォーマットに対応していないとの情報がございますので、当該機種の方はPC本体のメーカーに問い合わせ下さい。